サングラス遍歴
昨日お直しをしてきた、かれこれ、約8年使っている、Diorのサングラス。
何度見てもケースのボロボロさ加減。。しかしこれを使い続けます。
今でこそサングラスは必須用品ですが、以前は、「サングラス=好きなもの≧必要なもの」でした。
安いものから、まぁまぁの値段のものまで、いくつも持っていました。
このサングラスを買うまでは。
サイズ感は何より大事
サングラスって、いわばメガネ。
見た目に似合う似合わないという問題以前に、顔形、鼻、耳等に、合う合わないがあります。
過去には、そんなことを考えず、サングラスの色が気に入ったやら、形が可愛い(カッコいい)やらを理由に、購入。
そんなサングラス達。かけてみると、鼻のところがちょっと浮いたり、大きすぎてグラグラしたり、反対に小さくてこめかみ辺りが痛くなったり、。
買うときは、これくらい大丈夫!と思うのですが、、大丈夫じゃないよねー。
使いにくいと、使わないのです。
沢山失敗しました。
だからこそ、このサングラスを買う時には、絶対妥協しない!と思っていました。
妥協しない、となると、お安いサングラスには本当に欲しいものはありませんでした。
沢山の眼鏡屋さん、ブランドショップを巡って、気になったものを片っ端から試して、めちゃくちゃ気に入ったデザインがあっても、合わない物は諦めました。
そうしてみると、本当に、自分に「合う」サングラスがなくて。
所謂、海外のハイブランドって、多分、外国の、鼻がシュッと高い人をスタンダードにしていますよね。。
憧れのハイブランドのサングラスに合う鼻を、私は持ち合わせていないのです。。
鼻ぺちゃな自分にかなりがっかりしたのと、もうこれで良いか、という妥協心がムクムクと湧いてきたのを覚えています。(でも、妥協はしないって決めたしなぁ…。)
もうここでなければ、しばらくサングラスを探すのを止めよう、と思って入ったDiorのお店で、「これ、好き!」と思い、「でも、これもきっと私には合わないだろうな。」と思ったサングラス。
まさかの奇跡的にピッタリでした。
え、Diorって、日本人向けに作ってる?!と思えるほど。(しかし、他のサングラスは、やはり鼻の部分が浮くものが多かった。逆に、今持っているサングラスがぴったりの奇跡!)
1つだけになった
奇跡的にぴったりのDiorサングラスを、小躍りしながら購入しました。
そうすると、もう、これしか使わなくなりました。
見た目もサイズも、探し回ってやっとやっと出会えたサングラス。
それまで持っていたサングラスの中に、これに勝るものはありませんでした。
持っていたサングラスが1つ減り、また1つ減り。。とうとうこのサングラスを捨てちゃうと、本当にDiorだけしか残らないよ、大丈夫!?というところまで減りました。
さすがに、(Diorを除く)最後の1個を処分するときは、悩みました。一応サブとして置いておいたほうが良いかな…と。
でも、Diorがもし壊れたときにはきっとすぐ直しに出すだろう、と思ったのと、もし直せないときは、また自分にぴったりのサングラスを探して歩くだろう、ということは、なんとなく、想像できました。
「きっとサブとして置いておいても、使わない。」
それまで、サングラスにかけたお金は、チープなものが多かったとはいえ、塵も積もれば…です。
売りに出せるようなものでもなかったので、処分するときには、はぁーと落ち込むこともしばしば。
良いお勉強代、だったと思います。
1つ失敗したら、同じように、服や小物や…他の持ち物にも応用できたらよいのですが、なかなかそうはいかなくて。(苦笑)
1つ1つトライしては失敗して、やっと、最近、大事なものは1つで大丈夫、と思えるようになってきました。
とりあえず、サングラスは、1つで大丈夫。
8年目のサングラス、10年を目指して、使っていこうと思っています。